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斜里町在住の絵本作家/イラストレーター・北山カルルスさんのポストカードです。
はっきりした色使いながらも優しいタッチで、今にも動き出しそうなのがカルルスさんのイラストの魅力のひとつです。
斜里町の暮らしを感じられるような8種類のポストカードをご用意いたしました。
「ゆくトラ くるトラ」
カルルスさんが斜里町の農家でのお仕事を経験する中で生まれた作品です。
メインのモチーフは、農業の最盛期に朝から晩まで稼働し続けるトラクター。
爽やかな青空が広がる朝、濃くなる夏の青空、真っ赤に染まる夕焼け、そして、暗くなった畑で動き続けるトラクターの灯り……
斜里町の畑の1日が描かれており、トラクターそのものが生きているようです。
「シロザケ」
鮭日本一のまち、斜里町。
知床で生まれ、成長して帰ってくるシロザケは、知床の自然の循環、産業、生活にも欠かせない、とても影響力のある存在です。
アーガイル柄で生き生きと描かれたシロザケ。力強さと可愛らしさのバランスが絶妙で、カルルスさんらしい作品のひとつです。
「ながぐつをはいたねこ」
長靴を履き農作業をしているねこのイラスト。
農業・漁業が盛んな斜里町では長靴はとてもポピュラーです。
カラバ侯爵(童話「長ぐつをはいたねこ」の猫の主人)の農場で収穫されたのでしょうか、袋の中には斜里町でも多く作られている「小麦」「にんじん」「じゃがいも」がたくさん!
「おはよう、またね」
斜里岳を背景に朝の畑の爽やかな空気を感じる忙しく動くトラクター、
流氷の海に沈む美しい知床の夕やけと陸で春を待つ漁船。
一日の始まりと終わりだけでなく、知床・斜里町の一年を表しているようです。
「ビート スイーツ マニア」
カルルスさんが農家さんへビートの収穫のお手伝いに行った後に生まれた作品。
斜里町で収穫されたビートが砂糖になり、スイーツに生まれ変わる様子とポップな楽しさが伝わってきます。
こちらのポストカードには裏面にQRコードがついており、斜里町在住のミュージシャンAirdaさんがこのイラストをイメージして作曲した楽曲も楽しめます。
「シマフクロウと斜里岳」
カルルスさんのご友人の寝室に飾るイメージで制作された作品。
アイヌの人々に「村の守り神」とも呼ばれるシマフクロウ。
強く暖かい眼差しで見守られているようです。
深く濃い夜の色に際立つ斜里岳が、静まり返った知床の夜にどこかから聞こえてくるシマフクロウの声を思い出させます。
「チングルマ」
日本では中部地方以北で見られる高山植物チングルマ。
カルルスさんらしい濃い色使いの緑がまるでチングルマの群生地にいるようです。
花芯部分がタイヤになっていて、この車に乗るとどんなところに行けるのか、どんなところに行こうかウキウキしてきます。
「ヒグマ便」
ヒグマが目覚めたら春の便り。
冬眠から目覚めたヒグマがお手紙を運んできます。
結婚式の招待状など大切なあのひとへの嬉しいお知らせにもおすすめです。
メッセージを添えて誰かに贈る以外にも、クリップ留めしたり鹿角製の写真たてを使ってご自宅に飾っても素敵です。
ぜひ北山カルルスさんの世界観をお楽しみください。
*本体サイズ:100×148(mm) ※一般的な郵便はがきのサイズです
【北山カルルス】
大阪府大阪市出身。
大学時代を函館で過ごす。絵本をつくりたいと、10年間勤めた神戸市の小学校教諭を辞したのち生活の拠点を札幌市へ移し、5年間小学校で勤めるかたわら絵本の制作をはじめた。
初めての作品『さっぽろをめしあがれで』では、第1回さっぽろ絵本グランプリのグランプリを受賞。2020年にオホーツク地域にある斜里町に移住。
妻が営むおにぎりのキッチンカーを手伝いながら絵本づくりに励むとともに、イラストの販売やロゴ制作の依頼を請けるほか、ワークショップも開催している。
作家名の「カルルス」は、子どもの頃に北海道をはじめて意識したものからつけた。「旅の宿」という入浴剤のひとつに乳白色の登別カルルスというものがあり、ヒグマなどが描かれた版画の絵柄がお気に入りであった。